top of page
【ぱすてる】について
【ぱすてる】に込めた想い
私は、教員、放課後等デイサービスのスタッフ、そして父親として、20年間子どもたちを間近で見てきました。子どもたちの姿から元気をもらい、時に一緒に悩みながらも楽しく過ごすことができた20年間…。我が子を含めて、これまで出会ってきた子どもたちには感謝の気持ちでいっぱいです。
これまでの経験を振り返り、障害のある子どもたちとの出会いは、私のとって新たな挑戦のきっかけをくれたように感じます。私が当たり前だと思っていた学校という枠組み。そこに収まりきらない子どもたちへの対応を考えながら、次第に学校の在り方に問題を感じるようになりました。学校も社会も、もっと寛容であっていいのではないかとの思いは、日に日に強くなっていきました。
また、子供たちが苦しむ背後には、必ず母親の姿がありました。不安な表情で周りの人たちに頭を下げる母親、どうすればいいのかわからず助けを求める母親、時には子どもを守るために必死に問題に立ち向かっている母親も目にしました。子どもに障害があることで、いわゆる普通の子育てができない母親やご家族の葛藤は想像以上に過酷なものです。そんな中で、学校や社会が作る大きな壁に立ち向かおうとする親子を応援したくなったのは、私にとって自然なことでした。
そこで、放課後等デイサービスぱすてるでは、障害のあるお子さんやそのご家族の皆様が安心した環境の中で、これから先の生活をじっくりと考えられる居場所を提供します。家庭・学校・地域をつなぐ架け橋となり、子供たちが主体的に活動することを通して、自己選択の楽しさを味わいながらそれぞれの個性(色)を発揮してほしい…。そして様々な葛藤の中で生活しているご家族と共に歩んでいく居場所として、当事業所は運営していくことをお約束します。
一ノ関 真吾
bottom of page